2009年10月31日土曜日

シンガポール・チャンギ空港でM1のHSDPAプリペイドをゲット


現在、チャンギ空港でトラジット中です。待ち時間4時間弱ありますが、市内中心部往復はちょっと厳しいです。空港周辺でHSDPAのプリペイドが購入可能か否かを、香港の山根師匠へ相談したところ、ターミナル3の地下ショッピングセンターにM1ショップあり購入可能との事。無事ゲットできました。
価格は18SGDで連続3日間有効で使い放題。APNなどの設定情報のリーフレットも配布されており、Huaweiのモデム設定であっけなく接続。速度も速いです。

2009年10月23日金曜日

BlackBerry Bold の新型9700はWCDMA800MHz対応

ブラックベリーBoldの新型9700が発表されましたが、WCDMAの対応周波数がノキアのように2パターンあるようです。
・WCDMA800/850/1900/2100 と GSM850/900/1800/1900
・WCDMA900/1700/2100 と GSM850/900/1800/1900
従来、WCDMA800MHz(FOMAプラスエリア)はドコモ向け専用となっていましたが、今回より標準となるようです。これでインバウンドローミングでFOMAプラスエリア開放となるのでしょうか?
参考までに、iPhoneも表向きはWCDMA850/1900/2100対応ですが、OS3.1以降は隠れFOMAプラスエリア対応(800MHz)で、SIMフリー版iPhoneがプラスエリアを捕捉できるそうです。
ブラックベリーBold 9700のもうひとつの対応周波数パターンでは、なんとマイナーなWCDMA1700MHz対応となっています。これは北米T-Mobile向けなのでしょうか?イー・モバイルのWCDMA1700とは互換性は無いものと予想されますが。

2009年10月21日水曜日

イー・モバイル 日本から香港やアメリカへの国際電話1分10円へ

http://www.emobile.jp/cgi-bin/press.cgi?id=701
来月早々に、アメリカや中国、香港向けのイーモバイル日本発の国際電話が大幅に値下げされます。
私のイー・モバイル音声端末は、殆ど海外でのローミングテスト用になってしまっていますが、思わぬ活用法が見いだせそうです。
NTT東西のひかり電話でさえ、香港は30円/分します。ソフトバンクモバイルの国際電話に至っては、以前の値上げにより188円/分もします。ひかり電話でアメリカ本土向けは9円/分で僅かに安いですが、自宅から発信するという制限があります。
イー・モバイル、国内通話よりも格段に安い国際通話というのは、凄いですね。出来れば、国際ローミング通話料の値下げと、パケット通信のミニマムチャージも廃止(ドコモとソフトバンクは、モデム接続の際のミニマムチャージ廃止済み)していただきたいところです。

2009年10月12日月曜日

Vodafone network in Japan

成田空港、第一ターミナル北ウイングの到着ロビーにVodafoneグループ仕様のSoftBankの広告がありました。
欧州では見慣れた広告でVodafone日本法人が健在だったころは、成田にもたくさんありましたが最近復活したようです。
Vodafoneのネームバリューは外国人には絶大であり、SoftBankがローミング利用を増やすためでしょう。対するドコモは到着ゲートに「JapanのLargest Mobile Operator~」のキャッチコピーで広告を出しています。

インチョン空港ターミナル内のSKテレコム ショールーム




インチョン空港、14番ゲート付近にSKテレコムのショールームがあり、HSDPAやWibro接続のPCを自由に触ることができます、また、最近発売されたBlackberryBoldとソニエリのXPERIAの実機もあります。かなり広いスペースで活気があり、最大手SKテレコムの勢いが伝わってきます。端末の総合カタログも貰うことができ、ラインナップを見ると9割以上がWCDMA/HSPA対応機種で、かつての主力であるCDMA2000の機種は、ほんの僅かとなっており韓国の切り替わりの早さはさすがといったところです。因みにSKテレコムにてHTC、Blackberry、ソニエリの機種はカタログ上「Global」という扱いで別格となっていました。


ソウル インチョン空港にて


ハノイからの帰途はソウル経由にて、インチョン空港にてトランジットとなりました。Blackberryの電源Onで、KTFへローミングとなりましたが、表記が「KTF」ではなく「KT」となっています。
最近、KTとKTFが合併したため、キャリア名表示も変わったようです。

ベトナムは韓国資本が強い

ハノイ市内には、ちょっと怪しい雰囲気の携帯ショップがたくさんあります。ほぼ全てに共通するのは、NokiaとSamsungの看板を掲げていることで、特にSamsungが人気があるようです。因みに、ハノイを走る車やバスはヒュンダイが多く、私が宿泊したホテルも韓国資本のDaewoo。ハノイからソウルへはベトナム航空・大韓航空・アシアナ航空が毎日数本のフライトがあり、ベトナムはカンボジア同様に韓国と結びつきが強いようです。日系企業は、ハノイ空港近くにキャノンやパナソニックのネオンが多少ありますが、あまり目立った感じはしません。携帯に関しては、日本製はもちろん皆無です。

2009年10月11日日曜日

MobifoneのプリペイドSIM、WCDMA網接続OK・Beelineは不具合で利用不可(涙)







ハノイのショッピングモール、VincomCityTowers向かえにMobifone(VMS)のオフィスがあり、SIMカード販売しています。但し、街中のショップと異なり支払いはドンのみでUSDは不可。また、購入にはID(パスポート)が必要でした。あいにく、ホテルに預けてあったので持参していませんでしたが、有効期限とパスポート番号が判れば良いとのことで無事購入完了しました。
SIMを端末にセット後、900番へダイヤルにてアクティベーション完了します。ガイダンス中、「1」を選択で英語にセット出来るのは助かります。
GPRS(EDGE)やMMSはすぐに使えるようになり、試しにWCDMA固定モードに変えると・・・なんと試験サービス中のWCDMA網へ捕捉しパケット(HSDPA)も利用可能となりました。但し、エリアは限定的でしばしばパケット利用不可になったり、ホテル(DaewooHotel)の1Fでは圏外となるなどVinafoneのWCDMA網と比較しても不安定です。本サービスは今年12月と聞いていますので、今後の安定に期待したいところです。
市内の携帯ショップで、今度はBeelineのプリペイドを購入しましたが、こちらはIDの提示は不要でした。その場で開通確認しなかったのがいけないのですが、SIMカード不良(有効期限切れ?)でN82と6120に挿入してもアンテナが立たず利用不可能です。まあ、今晩帰国の途につきますからSIMコレクションと割り切れば問題ないのですが、ちょっとショックです。
SIM購入の鉄則は、購入のその場で開通確認というのは徹底すべきと感じました。

ベトナムのGSM/WCDMAネットワーク




ベトナムには、WCDMA網2本とGSM網5本あるようです。こちらもお隣カンボジアに負けず劣らず競争が激しそうです。
蒸し暑く雨も多いベトナム、カンボジアと同様にパラソルが重宝されていますが、VinafoneやMobifoneのロゴ入りパラソルが街中に目立ちます。宣伝効果は抜群のようです。

・Vinafne(GPC):WCDMA2.1GHzとGSM900

・Mobifone(VMS):WCDMA2.1GHzとGSM900/1800

・VNMOBILE(Hanoi Telecom) :GSM900 今年1月に新規参入、かつてのCDMA2000事業者

・Viettel:GSM900のみ

・452-07:GTEL Mobile(Beeline) GSM1800 今年3月に新規参入 ※街中にロシア大手Beelineの広告やパラソルが多数あります。


Beeline、ロシアのVodafone的な存在でしょうか。最近訪問したカンボジア・グルジアにもありました。旧共産圏を主体に、ロシア以外への展開も積極的に進めているようです。

2009年10月10日土曜日

ベトナムのプリペイドSIM




ハノイの空港へ到着したのは、現地時間22時過ぎ。
当日中のSIMカード調達は諦めていたのですが、到着ロビーにViettelのカウンターを発見。プリペイドSIMの購入が可能で価格は22USD。クレジットも同額利用可能との事です。購入に際して、ID(パスポート)は不要です。
また、専用カウンターは無いものの、到着ロビーの空港タクシーカウンターでもSIMカードは購入可能で、ViettelとVinafoneの取り扱いがあります。VinafoneのプリペイドSIMは7USD、残念ながらWCDMA網へは入れずGSM網のみで利用可能です。
パケット通信は、Viettelの場合SIMのUSATメニューからGPRSの項目を探し(全てベトナム語にて適当に探す)、特番へTextメッセージを送信すると開通しました。センターからGPRSの課金体系と思われるSMSが届き、了承し「Yes」のメッセージを返し端末の電源をOff/OnにてGPRSのアクティベーションが完了します(いい加減な記述で申し訳ありません)。VinafoneはUSATメニューが無いので、GPRSのアクティベーション方法が不明にて、後日ショップに聞いてみようと思っています。

ベトナム・商用開始前でも、WCDMA網が開放




ベトナムの首都、ハノイに着きました。ベトナム訪問は3年前のホーチミン以来です。

ベトナムは、中国・トルコ・タイ等と並び、WCDMA網の構築が遅かった地域です。近年の経済発展と利用者増大にて、ベトナムのGSM網は輻輳と混雑で特にパケット通信は激遅で場合によっては繋がらなかったりと酷い状況のようです。インドや中国なども大体同じような状況で混雑緩和にWCDMA網の導入効果は高いのですが、ようやく今月12日からVinafoneが商用開始、12月にはMobifoneも商用開始と2009年はベトナムにとってWCDMA元年のようです。

さて、いつものように携帯の電源を入れると(敢えてWCDMA固定モードに設定)・・・、なんと商用開始前にもかかわらずVinafoneとMobifoneいずれもdocomoのローミング回線でWCDMA網へエントリーが可能となっています。

但し、試験サービス中の為なのか、Mobifone(VMS)はWCDMA網では音声通話のみ利用可能でパケット通信はできません(GSM網にエントリーすれば、GPRSが利用可能)。Vinafone(GPC)に関しては、N-06AとBlackberryともWCDMA網で音声とパケット通信が使えますが、やや不安定でBlackberryがリブートすることもありました。そもそもベトナムで3Gローミングは現時点で非サポートであり、不安定なのは致し方ない事です。

とはいえ、ベトナムでも3Gが稼働すると、インドシナ半島でWCDMA網が無いのはラオスとミャンマーのみということになります。

広州・新白雲国際空港より


トランジットで中国の広州にいます。
中国唯一のWCDMA事業者である、中国聯通(ChinaUnicom)の3G網が使えます。まだまだエリアの穴が多いようですが、広州の空港内では概ね安定して使えています。

2009年10月5日月曜日

ベトナムもついにWCDMA商用開始

http://www.viet-jo.com/news/economy/091002031647.html
今月12日よりVinafoneがWCDMA網商用開始の模様です。またMobifoneは12月~開始とのこと。いくべきかいかざるべきか・・・。

先週帰国しました、次は・・・

先週27日に無事帰国しましたが、スペインで風邪をひき帰国後は体調が絶不調。インフルでないのが幸いでした。
16日間世界一周3G捕捉の旅はさすがに疲れました。従来はトラブル皆無でありましたが、今回はiPhoneを盗難に遭うという手痛いトラブルにて、SoftBankのローミングテストが不可能となるという失態もありました。
とはいえ、グルジアやルーマニアなど覚悟して入国した国ではいたって安全、また14回も搭乗したにもかかわらずフライト遅延やロストバッゲージもなかったのは幸いでした。
あまりにも駆け足で回ったので、見逃した箇所も多くありますが、訪問したすべての国・地域でWCDMA網が商用稼働していたのは感無量です。WCDMA(FOMAが世界初)の商用から、はや8年で世界中に広まり、日本の携帯も国際ローミングが当たり前になったのは素晴らしいことです。少なくとも、私が最初に南アでGSM携帯と触れた1996年当時では、日本の携帯が海外で使えるとかSIMカード採用なんていうのは全くの夢物語であり想像もできませんでした。
GSMA(GSM・WCDMA・LTE)・3GPPの今後のさらなる発展を期待して、今回の旅のしめくくりにしたいと思います。