2009年11月30日月曜日
NOKIA N97miniのWCDMA対応周波数の謎
http://www.nokiausa.com/find-products/phones/nokia-n97-mini/specifications
ノキア USA
ノキア シンガポール
今回購入した、NOKIA N97miniのWCDMAサポート周波数。アメリカとシンガポールのサイトではWCDMA850/900/1900/2100対応となっています。ただし、香港とドイツのサイトでは900/1900/2100との記載。
果たしてどちらが正しいのでしょうか?850/900/1900/2100対応なら嬉しい誤算なのですが・・・。
2009年11月29日日曜日
超円高でN97miniが約49,000円!@香港
香港に来ています。昨日(27日)の為替変動で、米ドル連動の香港ドルも下落、なんとNOKIAのN97miniは5万弱(4400HKD)で購入できます。
山根師匠の薦めもあり、N97mini買ってしまいました・・・。日本設計の端末なだけに、N97/97miniは筐体が重厚かつしっかりとして高級感があります。日本ではあと1万円位足さなければSIMロックありで決して高級ではない最新の「ガラパゴスケータイ」は購入できませんが、対するN97はノキアのハイエンド機種であり香港品はSIMロックもありません。なんとも複雑な心境ではあります。
折しも、NOKIAの日本のR&Dセンター大幅縮小発表されていますので、この端末に関わった方々も殆どがNOKIAを去っていってしまうのでしょう。N97/97miniだけでなく6600やN82など素晴らしい端末を開発した日本のR&Dセンターの実質撤退はまことに残念です。
2009年11月20日金曜日
カナダもCDMA2000存亡の危機?大手キャリアはHSPA+へReplace
http://www.gsmworld.com/roaming/gsminfo/cou_ca.shtml
私が昨年夏(2008年)にバンクーバーやモントリオールへ訪問したときも、RogersはCDMA2000事業者と比べ都市部は問題ないが地方は入りが悪かったり使えないこともしばしばでした。BellとTelusは、カバレッジマップを見ると、スタート早々から広範囲の地域をサポートするようで頼もしいです。香港CSLはいち早くBellのWCDMA網へローミング可能となっています。
CDMA2000のお膝元である北米カナダ、従来の主力はCDMA2000事業者であるBellやTelusであり、GSM/WCDMAの採用はRogers(Fidoを数年前に吸収)のみでした。
しかし、今月からBellとTelusが相次いでWCDMA850/1900MHz(HSPA+)のサービスを開始しています。アメリカでも大手VerizonがLTE採用を決定していますが、カナダは一足先に先ずはHSPA+でスタートしたようです。
私が昨年夏(2008年)にバンクーバーやモントリオールへ訪問したときも、RogersはCDMA2000事業者と比べ都市部は問題ないが地方は入りが悪かったり使えないこともしばしばでした。BellとTelusは、カバレッジマップを見ると、スタート早々から広範囲の地域をサポートするようで頼もしいです。香港CSLはいち早くBellのWCDMA網へローミング可能となっています。
今後の動向はわかりませんが、カナダもオーストラリア(Telstra・Hutchison)・イスラエル(Pele)・ブラジル(Vivo)・ニュージーランド(Telecom)・韓国(SK・KT)などが辿ってきたように、CDMA2000網の廃止または新規加入停止といった縮小に向かうのでしょうか?
”互換”の点で3GSM(GSM/WCDMA)勢に大きく劣るCDMA2000は、思ったよりも早く市場から消え去ってしまうのかもしれませんね。
2009年11月19日木曜日
退化する国際ローミング機能・ドコモ09年冬春モデル
http://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/outline/index.html
遂にドコモの国際ローミング国/地域は200の大台になりました。この充実ぶりはとても嬉しい事なのですが、残念ながら今回発表された09年冬春モデルには、GSM850MHz対応の国産ケータイは1機種もありません。
新規参入のサムスンSC-01Bは対応しているにも関わらず、国産勢は前回唯一の対応機種SH-07Aを出したシャープすら、見送る結果となっています。
恐らくは開発コストが見合わないという事だと思いますが、現在世界的に見てNOKIAやソニエリなどのハイエンド機種でGSM4バンド(850/900/1800/1900MHz)対応でない機種というのは、ほぼ皆無です。ハイエンドは勿論、ミドルレンジであっても、もはやデフォルトといっても過言ではありません。
日本の誇るハイエンドのケータイは、こんなところにも「ガラパゴス」ぶりが露呈しています。
GSM850MHz対応は、確かに目立たない機能ではありますが、アメリカ・エクアドル・ブラジル・パナマ・グレナダなどで運用されています。特に、エクアドルとパナマではGSM850MHz対応機種でないとローミングそのものが成立しません。日本市場で大事なのはカメラ画素数など目立つ機能で、複雑なローミング機能は海外メーカーに任せておけば良いという考え方かもしれませんが、今後日本メーカーが本気で海外へハイエンド機種を展開するつもりならGSM850MHz対応は必須です。
願わくば、WCDMAの900 例:フィンランド(Elisa)・タイ(AIS)・オーストラリア(Optus)・アイスランド(Simmin)等・・の一部、今後更に拡大 と1900MHz 例:アメリカ(AT&T・T-Mobile)・カナダ(Rogers・Telus)・チリ(Entel)等・・対応もあわせて期待したいところです。
遂にドコモの国際ローミング国/地域は200の大台になりました。この充実ぶりはとても嬉しい事なのですが、残念ながら今回発表された09年冬春モデルには、GSM850MHz対応の国産ケータイは1機種もありません。
新規参入のサムスンSC-01Bは対応しているにも関わらず、国産勢は前回唯一の対応機種SH-07Aを出したシャープすら、見送る結果となっています。
恐らくは開発コストが見合わないという事だと思いますが、現在世界的に見てNOKIAやソニエリなどのハイエンド機種でGSM4バンド(850/900/1800/1900MHz)対応でない機種というのは、ほぼ皆無です。ハイエンドは勿論、ミドルレンジであっても、もはやデフォルトといっても過言ではありません。
日本の誇るハイエンドのケータイは、こんなところにも「ガラパゴス」ぶりが露呈しています。
GSM850MHz対応は、確かに目立たない機能ではありますが、アメリカ・エクアドル・ブラジル・パナマ・グレナダなどで運用されています。特に、エクアドルとパナマではGSM850MHz対応機種でないとローミングそのものが成立しません。日本市場で大事なのはカメラ画素数など目立つ機能で、複雑なローミング機能は海外メーカーに任せておけば良いという考え方かもしれませんが、今後日本メーカーが本気で海外へハイエンド機種を展開するつもりならGSM850MHz対応は必須です。
願わくば、WCDMAの900 例:フィンランド(Elisa)・タイ(AIS)・オーストラリア(Optus)・アイスランド(Simmin)等・・の一部、今後更に拡大 と1900MHz 例:アメリカ(AT&T・T-Mobile)・カナダ(Rogers・Telus)・チリ(Entel)等・・対応もあわせて期待したいところです。
2009年11月3日火曜日
シンガポールのお勧めプリペイドは音声はStarHub・HSPAはM1
M1とStarHubの3G対応プリペイドSIMを使った感想として、音声端末に挿入して通常利用ならばStarHubの「Green(3G対応)」がお勧めです。音声・TVコール(日本ともOK)・SMS・MMS・パケット通信と3Gのフルサービスが利用できます。価格は他社と横並びの15SGDですが、それ以上の価値があると言えます。
購入にあたっての注意は、このGreen SIMは3G対応とGSMのみの2種類あり、チャンギ国際空港の到着ロビーにある両替カウンターで発売しているものはGSM用で音声通話とSMSしか利用できません。購入はオーチャード駅地下やドービーコート駅側のPlazaSingapuraなどStarHubショップでゲットしましょう。
MobileBroadbandで使う場合は、M1の「M1 Prepaid Broadband」ほうが使い勝手が良いです。StarHubは音声端末にSIMを挿入して細かな作業が必要なようですが(面倒なので、私はStarHubのHSPA通信用プリペイドを購入したものの、アクティベーションしませんでした)、M1はSIMをUSBモデムに挿入しAPNを「prepaidbb」とセットするだけ(IDとPWは不要)で通信が開始できます。18SGDで丸3日間最大下り7.2MbpsのHSDPA通信が使い放題なのも魅力です。
※StarHubのHSPA対応プリペイド「Max Mobile Prepaid」は最大下り通信速度7.2Mbpsと3.6MbpsでSIMが異なり価格も違います。7.2Mbps対応はM1と同価格で3日間有効も一緒です。価格差はあまりないので、7.2M対応をゲットしたほうが良いと思います。
購入にあたっての注意は、このGreen SIMは3G対応とGSMのみの2種類あり、チャンギ国際空港の到着ロビーにある両替カウンターで発売しているものはGSM用で音声通話とSMSしか利用できません。購入はオーチャード駅地下やドービーコート駅側のPlazaSingapuraなどStarHubショップでゲットしましょう。
MobileBroadbandで使う場合は、M1の「M1 Prepaid Broadband」ほうが使い勝手が良いです。StarHubは音声端末にSIMを挿入して細かな作業が必要なようですが(面倒なので、私はStarHubのHSPA通信用プリペイドを購入したものの、アクティベーションしませんでした)、M1はSIMをUSBモデムに挿入しAPNを「prepaidbb」とセットするだけ(IDとPWは不要)で通信が開始できます。18SGDで丸3日間最大下り7.2MbpsのHSDPA通信が使い放題なのも魅力です。
※StarHubのHSPA対応プリペイド「Max Mobile Prepaid」は最大下り通信速度7.2Mbpsと3.6MbpsでSIMが異なり価格も違います。7.2Mbps対応はM1と同価格で3日間有効も一緒です。価格差はあまりないので、7.2M対応をゲットしたほうが良いと思います。
MRTオーチャード駅地下直結「ION」は携帯関連充実
今年2月に行った際は工事中であった、オーチャード駅地下街がリフレッシュされ、IONというショッピングセンターが完成していました。
かなり規模が大きな地下街で、B3フロアにはSingTel・M1・StarHubのキャリアショップとNOKIAショップ及びLGのショールームも入っています。
日本人がシンガポールを訪問すると必ず訪れるオーチャード通りですが、パラゴンショッピングセンターのM1以外の携帯ショップがなかなか見つかりにくいのが難点でしたが、ここIONで概ね揃うようになったのは朗報です。ドービーコート駅直結のPlazaSingapura(こちらもSingTel・M1・StarHubのキャリアショップあり)と共に、MRT駅でアクセスしやすいのは助かります。
再びシンガポール、PlazaSingapuraのStarHubへ
明朝の帰国便へ間に合わせる為、シンガポールへ1泊しますが、折角なのでStarHubのプリペイドSIM購入にPlazaSingapuraへ早速向かいます。
なぜStarHubかというと、3G対応の音声/パケット対応プリペイドがあり、ドコモとMMSの送受信が可能な為です。
価格は18SGDで15SGDのクレジット込み、M1と同じようなHSDPA対応定額プリペイドが12SGD(3日間使い放題)でありましたので、併せてゲットしました。
最大手のSingTelはポストペイド重視で、基本的にプリペイドはGSMの音声のみですが、M1やStarHubはプリペイドのMobileBroadbandが充実していて助かります。
シンガポールは、ほんの数年前まではプリペイドは貧乏人向け?的な位置付けで3GはおろかGPRSすら対応していませんでしたので、格段のサービスアップといえます。
なぜStarHubかというと、3G対応の音声/パケット対応プリペイドがあり、ドコモとMMSの送受信が可能な為です。
価格は18SGDで15SGDのクレジット込み、M1と同じようなHSDPA対応定額プリペイドが12SGD(3日間使い放題)でありましたので、併せてゲットしました。
最大手のSingTelはポストペイド重視で、基本的にプリペイドはGSMの音声のみですが、M1やStarHubはプリペイドのMobileBroadbandが充実していて助かります。
シンガポールは、ほんの数年前まではプリペイドは貧乏人向け?的な位置付けで3GはおろかGPRSすら対応していませんでしたので、格段のサービスアップといえます。
尚、シンガポールでのプリペイドSIM購入にはマレーシア同様ID(パスポート)の提示が必須です。
2009年11月2日月曜日
Celcom プリペイドでドコモ携帯と相互MMS
今年7月以降、送受信手順を標準にあわせ国際MMS対応国/事業者数を急激に拡大するドコモはCelcomとのMMS送受信が既に可能となっています。
NOKIA N79に挿入したCelcomのプリペイドSIMから手持ちのドコモN-06Aの番号へ画像添付メールを送信すると、あっけなく成功。逆(ドコモから)も問題なし。日本の友人への送信も同様に成功しています。「国際非標準」の代表格ともいえるi-modeですが、徐々に国際標準への摺り合わせが進んでいるように感じます。来年に予定される、日本国内での違キャリア間SMSもスタートすれば、実質的に海外で一般的なGSM/WCDMA事業者と遜色ない使い方が実現されることになります。
NOKIA N79に挿入したCelcomのプリペイドSIMから手持ちのドコモN-06Aの番号へ画像添付メールを送信すると、あっけなく成功。逆(ドコモから)も問題なし。日本の友人への送信も同様に成功しています。「国際非標準」の代表格ともいえるi-modeですが、徐々に国際標準への摺り合わせが進んでいるように感じます。来年に予定される、日本国内での違キャリア間SMSもスタートすれば、実質的に海外で一般的なGSM/WCDMA事業者と遜色ない使い方が実現されることになります。
2009年11月1日日曜日
マレーシアのMobile BroadbandはCelcomがお勧め
香港の山根師匠へ迷惑を承知でサポート依頼で電話、TimesSquareショッピングセンター向かえのPCショップが集まったビル内にたくさん携帯ショップがあるとの情報。
ビル内には「MobileBroadband」を盛んに宣伝しており、Celcom取り扱い店を見つけました。定額HSPA対応のプリペイドSIMが25リンギット、定額通信は24時間6リンギット。但し5リンギット分しかクレジットが無いので別途チャージ10リンギット必要にて35リンギットとなりました。
このショップ(パソコン及びUSBモデム屋)の若い店員氏はとても親切で、まずは手持ちのHuaweiモデムでの接続確認として、店頭デモ用PCにインストールして店舗契約のSIMカードで通信可否の確認・別のショップへ出向いて10リンギットのチャージ、さらにSIMのアクティベーション(店員氏のIDカードを使って登録?)までやってくれました。
APNとID/PWの情報は事前に控えていたのですが、私が店を離れた後にリマインドとしてわざわざSMSで通知してくれるという親切さです。Umobileショップのいい加減な対応とは全く違い、感激しました。
CelcomのプリペイドHSPAのSIMは、Maxisのように不安定になることも少なく、至って快適に通信は可能です。但しWCDMAのエリアはMaxisに比較して若干劣るようで、私の宿泊したクアラルンプール駅前のホテルでは少々不安定です。
尚、CelcomのプリペイドHSPA対応SIMは通信専用ではなく、音声対応端末にSIMを挿入することで、音声通話・SMS・MMSなど一通りのサービスも使えます。
2日間という短い滞在であり結論は難しいのですが、プリペイドSIMを4社使った限りでは「Celcomに限る」といったところです。
マレーシアのローミング状況まとめ
マレーシアのプリペイドSIMその他
トラブル続きのMaxisのSIMの代わりに同じ中央駅構内にショップのあるDigiでプリペイドSIMをゲット。但し残念なことにGSMのみ利用可能で、3G網へは一切アクセスできません。3G=プレミアムサービスの位置づけのようです。別のDigiショップでは、プリペイドでも3G接続できると言っていたのですが、あてにならないようです。
もう一社、新興のUmobileのショップはクアラルンプール市内のTimesSquareショッピングセンター1Fに直営ショップがあり、プリペイドをゲットしました。
こちらもトラブルあり、購入直後にSIM挿入するもアンテナ捕捉するが発着信不可能。この番号は無効というアナウンスが流れます。ショップ店員に聞くと、開通は明日との事で本日は使えないとの回答と話にならず。本来、購入前に周知するべきことだと思うのですが、先進国ではないマレーシアへそうした対応を望むのは間違っているのかもしれません。まあ、SIM1枚数百円であり、コレクションと割り切れば納得できなくもありませんが、何ともいい加減です。最近ドコモがUmobileへの出資を引き揚げたそうですが、 解るような気もします。
てなわけで、購入済み3社(Maxis・Digi・Umobile)は何らかの問題があり、私の目的に叶わぬ状況となってしまいました。最後の砦、Celcomに期待がかかりますが、果たして。
クアラルンプールに到着、MaxisのHSPAプリペイドでトラブル発生
docomo 国際ローミング怒濤の充実
http://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/index.html
今回、7ケ国のローミングエリア追加で、なんと199の国と地域で国際ローミングが可能となり宿敵?ソフトバンクの195を抜きました。もっとも、ソフトバンクは航空機内をサポートする事業者2社とローミングしていますが、ドコモは無しなど数字だけでは計れない点も多々ありますが。
香港CSLの300近い地域サポートに比べれば未だ未だですが、ドコモはかなり充実したと言えます。
参考までに、10月31日現在のデータ
・ドコモ:199の国と地域(3G:79/パケット対応:148)
・ソフトバンク:195の国と地域(3G:68/パケット対応:134)
・kddi:グロパスGSM187の国と地域(パケット対応:134)/CDMA26の国と地域(パケット対応:14)
・イー・モバイル:44の国と地域(3G:17/パケット対応:36)
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