2009年4月5日日曜日

イー・モバイルの国内ローミング

さてイー・モバイルは、エリアを補完する意味合いで別途オプションの契約をすることで、ドコモのFOMA網(但しプラスエリアは駄目)にローミングが可能です。

対応機種は一昔前の東芝製H11Tのみと寂しい限りですが、3GSMの原則に則り一般的なSIMフリーの端末でもアイスランドやオーストラリアの場合と同様に国内ローミングが可能なようです。

それでは、WCDMA2.1GHzをサポートするHTCのDualDiamond(H22HT)がなぜドコモ網で使えないかというと、この端末は基本的にSIMフリーであり海外では現地SIMを差し替えてGSMのみならずWCDMAでも使えます。但し、完全なるSIMフリーだとこの端末を使ってFOMAやソフトバンク3GのSIMに差し替えて日本国内で使う人が多数出る可能性があるため、あえてイー・モバイルが日本の事業者のみ使えなくしているようです。

聞いた話では、ドコモとソフトバンクの事業者コードを掴ませないように細工しているとか・・・。

今回は、NOKIAのE71を使いましたが、WCDMA2100に対応する他のSIMフリー機種であっても「公式サポート外」ながら使えるものと思います。

最近は、イー・モバイルもエリア拡大を進めているため、例えば富山県では今月限りでローミングが終了します。お楽しみは今のうち?

神奈川在住の私は、近くても長野か福島に行かないと、この国内ローミングが楽しめません。一般的には、イー・モバイルの国内ローミングはそもそも馴染みが薄い上にパケット定額対象外で通話定額対象外の完全従量制エリアとなりコストが高くつきます。

NOKIAが日本市場から撤退した今、イー・モバイルから正式の機種として誕生することは無くなってしまいました。また、撤退していなくとも、日本専用のWCMA1.7GHzというマイナー規格(北米のT-Mobileなどで採用のWCDMA1.7GHzとは似て非なるもので互換性なし)では難しかったとは思いますが。

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