2010年3月28日日曜日

docomoのWorldWingは3Gローミングが充実

http://area.worldwing.nttdocomo.co.jp/search/index.php?procType=showCountryList3G
ローミング可能な国と地域は、すでに200を超えさすがに増加は鈍化していますが、3G(WCDMA)ローミング可能な国は増加しています。
カンボジア・エクアドル・パナマ・ボスニア・ウズベキスタン等々、意外な国も追加されています。
また、遂にドコモはVodafoneグループと提携強化を決断したのか?、英国やスペインのVodafoneとも近い将来ローミングが出来るようになるそうです(約款より)。

再び北京へ


ラオスからの帰途は、VTE→BKK→PEKと行きと同じルートです。
PEK着が深夜1時にて、折角なので北京に半日滞在しました。
中国唯一のWCDMAオぺレーター、ChinaUnicomはネット上での噂通り、WCDMA網の電波状況はあまり良くありません。特に、北京の地下鉄駅構内やトンネル内は全滅の状態です(UnicomのGSM網へは接続可能)。
もともとUnicomはGSMよりはCDMA2000を重視していたにも関わらず、政府主導の再編のためCDMA網は中国電信に譲渡し、代わりにWCDMA網を一から構築するという羽目になったので、あるいみ不運とも言えます。
とはいえ、中国本土の3Gネットワークは3社3様(中国移動は独自規格TD-SCDMA)のなかで、世界標準規格であるWCDMA採用はUnicomだけ。今はエリア構築で苦しいでしょうが、がんばって欲しいものです。

2010年3月22日月曜日

タイ・TOTは旧ACT Mobile

http://www.gsmworld.com/roaming/gsminfo/cou_th.shtml
ドコモF-01BでNW検索すると、TOTは見つからずACT-1900という怪しげなNWが。
アジアで唯一GSM1900MHzでサービスしていた(今でもあるか不明)事業者、ACTはWCDMAの免許を持っていたようで、TOTに譲渡したのか合併したのか詳細不明です。
バンコク市内ではDTACもWCDMAの試験電波をしばしば捕捉(周波数不明)しており、タイも大幅に遅ればせながら3G本格スタートのようです。
しかしながら、WCDMA2100・900・850混在はオーストラリア、ニュージーランドに次ぐ状況で、メーカーは対応するのに苦慮しそうです(端末開発のトライアルが大変)。

バンコク・スワンナブーン国際空港再び


ビエンチャン国際空港





本日(3/22)はラオス出国し北京へ戻る移動日です。

ラオス、思ったより治安も良く携帯事情も悪くないので、今度はもっと時間をとりたいところです。

ビエンチャン国際空港出発ゲートには、見慣れたNOKIAのロゴがあります。空港内は携帯オペレーターの広告も各社多数あり、ラオスでは携帯電話は成長産業であることが伺えます。

タイ・ラオス国境、友好橋のネットワーク状況



ラオスとタイの国境、メコン川にかかる友好橋にて例によってネットワークサーチを実行。
両国の携帯オペレーターが多数捕捉できますが、WCDMAはLaoTelecomのみです。
タイもようやうWCDMAが本格始動しましたが、ノンカイ市(ラオスと国境の町)ではまだGSMのみのサービスの模様です。
因みにこの友好橋は1994年にオーストラリアの資金協力にて開通したとの事で、その前は船で渡るしかなかったそうです。ラオス側からは、橋の真ん中まで歩いて来る事ができます(国境通過は徒歩は駄目)。

ラオスのもうひとつの3G(WCDMA)オペレーター、Tigo


先のブログで、ラオス唯一のWCDMA~と記載しましたが、勇み足でした。

ビエンチャン市内のごく一部だけのようですが、TigoもWCDMA/HSDPAのネットワークが動いています。ただし、非常に電波が弱く建物内やちょっと郊外に行くと入らなくなります。

Tigoのプリペイドはもちろん、SoftBankのローミング回線でもWCDMA網へエントリー可能となっています。

こちらも、試験サービスの為なのか容量が少ない為なのか、LaoTelecom同様に音声通話で使うとすぐにGSM網へフォールバックされます。

端末でWCDMA(UMTS)固定とすれば、強制的に3G使用にはできますが、エリアが非常に狭いので実用的ではありません。

ラオス・ビエンチャン市内



ビエンチャンは首都でありながら、高層ビルは皆無の田舎の街です。雰囲気は同じ旧仏領インドシナのカンボジア・プノンペンに似ています。
携帯電話が最近急速に普及した地域であり、市内至る所に携帯会社の広告が目立ちます。また、ハノイやプノンペンに見られる、携帯会社のパラソルも多数あります。パラソルにも、ちゃんと「M-Phone(LaoTelecom)3G」となっています。
携帯ショップですが、ショッピングセンターにも携帯キャリアの直営店は見つかりませんが、怪しい携帯ショップが数店あります。
フロントカメラのあるBlackBerryBold9700もどき、NOKIAのE71もどき、iPhoneもどき・・・、中国本土以上に怪しい中国携帯が満載です。というか、まともな携帯を見つけるのが大変な程に溢れかえっています。携帯以外でも、DVDのコピーが多数堂々と激安で(1枚2USD)売られています。法律が未整備で、著作権やらが無いのでしょう。
プノンペンの状況に似てはいますが、あちらはNOKIAの正規代理店や携帯キャリア直営店もあります。ビエンチャンでは、普通に携帯を買うのは怖いですね。

Lao TelecomのプリペイドはHSDPA対応



ラオス・ビエンチャン国際空港の到着ロビーにあるKIOSKで、LaoTelecomのプリペイドが購入できます(パスポート不要)。
利用方法は、SIM挿入後にどこかへ通話するとサービスセンター(自動応答)へ繋がりアクティベート完了。ガイダンスは英語も選択できます。英語選択すると、以後のサービスセンターでのガイダンスやリチャージ確認SMSも全て英語に変更されますので非常に親切です。
ちなみにクレジットのチャージ方法は、市内至る所にある個人商店やらでバウチャーを購入し、「*○○○の後にバウチャー番号」を繋げてダイヤルするだけです。
3G網へ接続でき勿論パケット(HSDPA)も利用可能。
但し、回線容量が少ないのか、音声通話の場合は3G網へエントリーしていても通話確立段階でGSM網へフォールバックされてしまいます。
音声通話にWCDMAはさほど必要ないとの判断かもしれませんが、嫌な場合はモード選択を「WCDMAのみ(UMTS Only)」にする必要があります。尚、これはローミング端末でも当てはまります。

2010年3月21日日曜日

ドコモはLaoTelecomのWCDMA網へローミングOK

ビエンチャンに着きました。ラオス唯一の3G(WCDMA)オペレーターであるラオテレコムはドコモのローミングパートナーです。
非公式ながらWCDMA網へローミングOKですが、パケット通信やテレビ電話はドコモではサポートしていません(パケット非対応の場合、F-02Bは3Gマークが赤色になります)。
ラオテレコム自体はパケット通信(HSDPA)サポートにて、パケットローミング開始に期待したいところです。

バンコクからビエンチャン(ラオス)へ

みにくいですがラオス航空機内、シートの広告はLaoTelecomの3Gです。

タイ AIS のWAP

タイ最大の携帯オペレーター、AISは残念ながらバンコク市内はごく一部(パラゴンショッピングセンター)以外、3Gをサポートしていません。

但し、AISは全土でGPRSの上位規格であるEDGE網が張り巡らされている上、24時間パケット定額がプリペイドでも格安で利用可能であり、タイにおいては特別な事情(私のようなWCDMAを追っかけるとか)がない限りAISを利用するのが賢明とも言えます。

TOTなどと異なり、NOKIA(S60)であればSIM挿入するだけで自動的にProxy設定も完了しますので、このようなWAP公式サイトも閲覧可能です。

バンコクでのNWサーチ・DTACも3G

バンコクの滞在ホテル(HolidayInn BangKok)よりF-01BでNWサーチ。

WCDMAはTrueとACT-1900(TOT)以外に、DTACも見つけることができます。

F-01Bでサーチ可能となると、DTACの3GはWCDMA850MHzまたは2.1GHzのいずれかと判断できます。

TrueMoveの3G

BlackBerryだけでなく、日本の携帯も問題なくWCDMA網へエントリーできます。

非公式ですが、日本への国際テレビ電話も成功しました(課金は不明)。

タイのWCDMA新参TOTのプリペイドをゲット

タイの3G(WCDMA)は、他のアジア諸国と異なり周波数割り当て行政が無茶苦茶というかややこしい状態となっています。

AIS:WCDMA900MHz

TrueMove:WCDMA850MHz

なぜかアジアや欧州で主流のWCDMA2.1GHzがありませんでした。

しかし昨年末にようやく、タイ初のWCDMA2.1GHzをサポートするTOT(Telecom of Thailand)がサービスを開始となりました。

残念ながら、国際ローミングの受け入れはまだしていないようで、手持ちのSIMではいずれもエントリーできません。

プリペイド比率の高いタイのこと、有名なタイの携帯の聖地?MBKへ向かうも時間が遅く(フライト遅延で21:30頃)殆どの店が閉まっている上、TOT自体がマイナーなのか開いている店でも取り扱いがありません。

数件聞いて回り、閉店作業中に店にダメもとで聞くと、1枚在庫あるとの回答。

但し価格はちょっと高めの500バーツで、店員もSIMのアクティベート方法はわからないとの弁。折角なので購入しますが、案の定通話がうまく出来ません。

パケット通信は、Proxy設定は不明でNOKIA端末でもOTAで降って来ないのですが、なぜかWAPサイトだけは接続出来ました。APNが無いのに、なぜ通信できるの謎ではありますが。

タイTrueはやっとdocomoでもWCDMAローミング可能に

昨年春にバンコクへ訪問した際、ドコモ回線はTrueの3G(WCDMA850MHz)網へエントリーできず、かといってGSM網へうまくフォールバックしない為に非常に不安定で、ConexusAllianceで同盟関係にあるTrueMove網で使い物になりませんでした。

しかし、今回はあっさりとWCDMA網へエントリーするようになりました。また、他のConexusAllianceのある国(香港の場合はHutchison)と同様、端末側で特別な操作をしなくとも基本的にTrueMoveの網へ優先してローミングするように改善されています(以前はなぜかAISを優先して捕捉)。

TrueMoveのWCDMA網も昨年より安定しているようで、空港周辺やバンコク市内は概ね品質も良く通信速度もそこそこ速いです。

ドコモのWeb上では、TrueMoveへのローミングはGSMのみで3Gは非サポート扱いですが、最近注釈で、「試験サービス中のWCDMA網で利用できる場合もある」旨の記載が追加されました。

Telenor(ノルウェー)傘下のDTAC はvodafoneと提携へ

バンコクのスワンナブーン国際空港到着ロビーには、DTACとAISのカウンターがあります。

その場ですぐにプリペイドSIM(パスポート不要)で購入できて便利ですが、前回(昨年6月)と異なりDTACのカウンターにVodafoneの表記があります。いつのまにか、Vodafoneと提携したようです。

そういえば、かつてスウェーデンにあったVodafoneはTelenorに売却され、現在はTelenorSvergeとなっています。VodafoneとTelenorは関係が密なのかもしれません。

2010年3月20日土曜日

北京空港にて

今回は、中国国際航空(CA)の北京経由でバンコクまで。

ChinaUnicomの3G(WCDMA)の広告がひときわ目立ちます。

NOKIA E52ゲット

香港のWiFi対応路線バス

3/5~3/7は香港に行きました。

アメリカ・WCDMA対応プリペイドまとめ