ベトナムの首都、ハノイに着きました。ベトナム訪問は3年前のホーチミン以来です。
ベトナムは、中国・トルコ・タイ等と並び、WCDMA網の構築が遅かった地域です。近年の経済発展と利用者増大にて、ベトナムのGSM網は輻輳と混雑で特にパケット通信は激遅で場合によっては繋がらなかったりと酷い状況のようです。インドや中国なども大体同じような状況で混雑緩和にWCDMA網の導入効果は高いのですが、ようやく今月12日からVinafoneが商用開始、12月にはMobifoneも商用開始と2009年はベトナムにとってWCDMA元年のようです。
さて、いつものように携帯の電源を入れると(敢えてWCDMA固定モードに設定)・・・、なんと商用開始前にもかかわらずVinafoneとMobifoneいずれもdocomoのローミング回線でWCDMA網へエントリーが可能となっています。
但し、試験サービス中の為なのか、Mobifone(VMS)はWCDMA網では音声通話のみ利用可能でパケット通信はできません(GSM網にエントリーすれば、GPRSが利用可能)。Vinafone(GPC)に関しては、N-06AとBlackberryともWCDMA網で音声とパケット通信が使えますが、やや不安定でBlackberryがリブートすることもありました。そもそもベトナムで3Gローミングは現時点で非サポートであり、不安定なのは致し方ない事です。
とはいえ、ベトナムでも3Gが稼働すると、インドシナ半島でWCDMA網が無いのはラオスとミャンマーのみということになります。
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