2009年11月20日金曜日

カナダもCDMA2000存亡の危機?大手キャリアはHSPA+へReplace




http://www.gsmworld.com/roaming/gsminfo/cou_ca.shtml

CDMA2000のお膝元である北米カナダ、従来の主力はCDMA2000事業者であるBellやTelusであり、GSM/WCDMAの採用はRogers(Fidoを数年前に吸収)のみでした。

しかし、今月からBellとTelusが相次いでWCDMA850/1900MHz(HSPA+)のサービスを開始しています。アメリカでも大手VerizonがLTE採用を決定していますが、カナダは一足先に先ずはHSPA+でスタートしたようです。

私が昨年夏(2008年)にバンクーバーやモントリオールへ訪問したときも、RogersはCDMA2000事業者と比べ都市部は問題ないが地方は入りが悪かったり使えないこともしばしばでした。BellとTelusは、カバレッジマップを見ると、スタート早々から広範囲の地域をサポートするようで頼もしいです。香港CSLはいち早くBellのWCDMA網へローミング可能となっています。

今後の動向はわかりませんが、カナダもオーストラリア(Telstra・Hutchison)・イスラエル(Pele)・ブラジル(Vivo)・ニュージーランド(Telecom)・韓国(SK・KT)などが辿ってきたように、CDMA2000網の廃止または新規加入停止といった縮小に向かうのでしょうか?

”互換”の点で3GSM(GSM/WCDMA)勢に大きく劣るCDMA2000は、思ったよりも早く市場から消え去ってしまうのかもしれませんね。

1 件のコメント:

  1. はじめまして。
    今月、バンクーバーに引っ越して来たばかりなのですが、何故CDMAキャリアのBellがiPhoneを売ってるのかが理解できませんでした。
    でも、この記事を見てやっと理解できました。

    日本ではBlackberryとiPhoneを使ってたんですが、どちらもマイノリティーという印象でした。
    でもバンクーバーでは、この2機種以外ほとんどといって言い位見ないです。一気に自分もメジャー入りです(^^;

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